飲食店店長しながらTwitterやブログを通じて
日々役立つスキルやツール、仕事方法の情報発信をしています!
今回は接客基礎編です
接客、お店で働くことってスポーツと似ていると思います。
体の向き、使い方という点でもスポーツは一筋縄ではいきません。日々練習して、失敗して、改善して成長していくものです。
飲食、接客も同じく、入ってから数時間ですべてができるようにはならない
一歩ずつ繰り返し、正しいフォームを練習して経験を積んでいくことが よい接客を身に着ける方法だと思います
接客の基本がまずは大事。基本を身につけるためには、トレーニングが必要です
ジョッキ1つ持つのはおそらく誰でもできると思います。
では、ジョッキ3つ同時に片手でもつことって最初から全員はできないですよね。
「手の大きさが」という問題もあるかもしれないけど、
スポーツ選手が手の大きさを理由になにかをやらないという選択肢はないはず。
選択肢は1つ
できるようになるにはどうしたらいいか考え、練習する
冒頭にも言ったように
最初から全てできる人なんていないので、そこからスタートしましょう。
お皿を持つ、一升瓶を持つ、
私もこれまで色んな飲食店で働いてきましたが、
お店によって使用するお皿や商品が違う。よって使う筋肉も違ってきます
それは時間をかけて体に覚えさせることで
「楽」に働けるようになるので
日々積み上げていきましょう!
今日は接客で抑えるべき4つの基本
■笑顔
■声
■アイコンタクト
■オーバーアクション
それぞれ見ていきましょう
【笑顔】
今はマスク着用での接客が当たり前になってしまい、笑顔の判断が難しくなっているかもしれません。
しかし、マスクをしているからと言って笑顔ができないわけじゃないですよね
しっかり笑顔w作れていれば、マスクをしていても伝わります。
マスクのしたで笑顔を作れないと、表情菌は固まり
いざマスクなしになったときにはまったく笑顔のできない人間になってしまいます。
お店で働いているからではなく、今後の人生の中でも笑顔ができないのはとても損なことになりえますので笑顔は意識して出していきましょう!
■声
お店の業態にもよりますが、接客における声のなかで大事なのは「トーン」ですね
例えばワイワイガヤガヤした居酒屋で、接客をするとき、
地声のままでは聞き取りにくい場合があります。
そこで一つトーンをあげて話をすることで、お客様にとって聞き取りやすい声になり
また安心感を与えることもできるでしょう。
聞き取りづらい声で接客されると
「あの店員なにいってるかきこえない」なんて後で言われちゃいますし、
ストレスと与えては元も子もないですね
ただ大声を出すのではなく、トーンを意識するということを是非してみてください
■アイコンタクト
お出迎えの際、メニュー説明の際、お客様に視線を向けていますか?
目を合わさないで話していると、相手はどう思うでしょうか。
「目は口ほどにモノを言う」という言葉を聞いたことはありませんか
メニューの説明をしてくれるスタッフさんと目が合っていないと、
お客様は不安になってしまうかもしれません。
そのメニュー説明はだれにしていますか?
メニューにばかり語り掛けてはいませんか?
話しスピードが適切かどうか、アイコンタクトを取るとわかります
お客様も、わからないときの目と、伝わっているときの目は違います。
アイコンタクトを意識してお客様に向き合ってみてください
■オーバーアクション
あまり聞きなれないキーワードですが
ディズニーランドのジャングルクルーズの添乗員さんを思い浮かべてみてください
オーバーアクションしてますよね
でもあれがあることでアトラクションのリアルさが出て、伝わってきますよね。
飲食店の接客も同じです。
特にご案内をするときが一番重要で、ご案内されている15秒間でお店の印象を決められている
といっても過言ではありません。
ほんの些細な動き、身振りを入れるだけでひとの印象は全然違って見えます。
自分がお客さんとしてお店に入るとき、
どういったエスコートをされたら気分がいいか、考えてみる機会にしてもらえると幸いです。
これは専門知識が必要なものではないので、
誰でも身につけられるスキルですね。
まとめ
接客を行う上で大事な4つの要素をピックアップしましたが
いかがでしたでしょうか。
自分は自信をもってすべてできているといえる人はプロのサービスマンです!
そのスキルを是非伝えていってください。
できていないと感じたあなたは伸びしろの固まりです!
今回のポイントを押さえれば自分に合いに来たくなる接客につながることは間違いないですし
プライベートでも、魅力的な人になれる内容だと思います。
そして飲食店で働いていない人にとっても見につけて損はないスキルだと思うので
もし、飲食店へ足を運ぶ際にはアイコンタクトしてくれる素敵なスタッフさんにも目を向けてみてください!
以上
食は人を良くすると書きます。