「売上予算達成!」「予算未達成」
毎日数字とにらめっこしながら、ルーティンワークをこなし、
平日は苦しみ、週末は忙しさにやられてくたくた・・
翌日はランチがあるために準備もしないといけない
たまに休みがあっても日ごろの疲労の蓄積からなにもやる気が出ない・・
そんな毎日を送っていました。
最近は世の中の情勢も影響があり、家で過ごす時間が増え
こうしてブログを更新する時間的余裕があるので、色々と考えてみました。
自分の仕事で日常生活で役に立つことってなんだろう
今回は5つに絞って飲食店で働いていて日常生活で活かせるスキルをまとめてみます
料理スキル
言わずもがな
料理は飲食店で働く人にとって特別なスキルです。
偏見ですが、一般的なサラリーマンの男性で料理ができる人ってすくないですよね。
男は仕事。女は家事。
という考え方はまだまだ多い気がします。
私は結婚して3年がもうすぐ立ちますが、生活リズムの違う夫婦生活でも
それなりに平和に日常をおくれていると自負しています。
休みの日には料理しますし、家事は分担で行うことは特に決められたルールもなく自然と行っている家庭です。
というのも、自分自身が飲食店で働いているので、そもそも「食」が好きなので
休みの日には自分で料理をして、家族にふるまって喜んでもらいたいという気持ちがあります。
お店で覚えた料理、食材の使い方、調理の仕方を家庭で再現し、家族に食べてもらって評価をもらう。
美味しいと言ってもらえるだけでOKなんですよね。仕事と同じく。
自分もハッピー家族もハッピーという一石二鳥なので、料理スキルは絶対に仕事中に身に着けておきたいスキルですね。
原価計算
これは女性の方はかなり敏感なものかと思いますが、男性はおおざっぱで無頓着な人が多いのではないでしょうか。
飲食では「原価率を下げろ」「原価を抑えよう」「原価が高い」など耳タコのワードである原価。
これを理解していると、日常の買い物でも自然と原価計算というものができるので
特に外食をする際にどのメニューがお得メニューなのかを予想しやすくなりますし、
どのメニューが儲けどころの商品なのかを見抜けてしまいますね。
※悪意はないのですが職業病として見ちゃうんですよね。
他に日常生活で役に立つなと思う瞬間は自炊メニュー、保存メニューを買う時ですね。
「自分のお店で販売するならこれくらいだし、家で作るならすごいお得。」なんていう計算が自然とできるので、いざ買い出しに行くときは自然を家計を助ける買い物ができるのが最大のメリットです。
さらに「料理スキル」と組み合わせることで家族には感謝しかされません。
原価計算は身につけたいスキルなので、一般社員・スタッフの人も数字を意識する仕事を心掛けてほしいところ(願望)
お酒の知識
「お酒」といってもさまざまなジャンルがありますので、今回は自分が経験しているジャンルの「ワイン」「日本酒」に限ってお話しします
お店で飲むお酒は大体原価の3倍かかって販売されています
(ウーロンハイとかサワーとかはもっと低いですが)
ワインや日本酒は相場は3割が一般的ですね。
5000円のワインを15000円で飲んでいるということです。
これは一概に3掛けすりゃいいだろうということではなく、
その中には人件費、家賃、技術料、サービス料、備品代金、利益、減価償却費、光熱費、など経営にかかわる様々な料金を皆様から頂いていることを理解していただければ幸いです。
美味しい料理とお酒を安心して提供するためにです
では「知識」という観点ではどう役に立つか。
・コンビニで買うお酒を選別できる
・美味しく安くを感覚的に理解できる
・保存方法がわかっている
ざっくり言えばこのような感じ。
専門店に行くほどでもないけど、家で飲みたい場合
ある程度線引きができるので、
例えば「業務スーパー」さんで売っているお酒のラインナップみても
「これはコスパ最強」なんていうお酒が結構あるので、かなりお得に宅呑みが充実します。
コストコとかもね。
なので友人に飲食で店長クラスの役職をやっている人がいれば一緒に買い物いくといいアドバイスをしてくれること間違いなしです。
パソコンスキル
これについては別で記事を書こうと思いますが
ざっくり言うと
もし万が一営業が困難になった時になにができるか。
を考えたとき、このスキルは時代的にも重要なものだと個人的に思ってます。
一般の飲食スタッフが
ブログ開設、illustrator、WordPress、プログラミング、画像編集、動画編集
どれか一つでもできるという人はかなり少数だと思います。
日々のメニュー変更など、フォーパットがあらかじめできているものの編集はルーティンワークとしてできることはありますが、
クリエイティブという面では、新しく作成ということはかなり難しいのではないでしょうか。
このスキルについてはかなり個人的な感想ですが、
例えば「独立して自分でお店を持つ!」というような場合、ホームページ作成やメニュー作成など、お金を掛ければ外部へ委託できる作業も、自分でできればかなりの節約になるので、持っておいて損はないスキルだと思っています。
掃除スキル
全国の奥様。ありがとうございます。
排水溝の掃除、シンクの掃除、ごみ出し、洗い物などなど
飲食で働く男は全部高レベルでかなせる人が多いです。
汚いシンク、排水溝掃除、洗い物、おまかせあれです。
「暇あれば掃除」
もちろん忙しいとできないことはあるのですが、常に爆発的な忙しさがあるお店はほとんどないので、掃除は飲食にとって大事な仕事のひとつです。
しかも、「食中毒」「ノロウイルス」などの敏感なため、気を使って掃除を行います。
そんな意識が身についているので普段の生活、たまの休みに家事に参加すると
いつも以上の掃除を提供することができます。
もちろん中には「普段やってるから面倒だ」なんて人もいるかもしれませんが・・・
まとめ
今回は飲食人がもっているスキル、身に着けておきたいスキルということで
書いていきましたがいかがだったでしょうか。
ただなんとなく働いていると身につけれないものもあるのですが、
飲食ならではの良い意味での職業病も多くありますので
意識しながらよりよい私生活への反映をしてもらえると嬉しいです
そして、飲食で働く夫を持つ女性の皆様へ
結構家庭に活かせるスキルを持っている人が多いので、是非引き出して
より良い家庭を築いてほしいと願っています。