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最近老舗のお店の閉店など、悲しいニュースも多く聞きます。
職業柄、ちょっと視点を変えてニュースを見ていると
「有名老舗レストラン」と取り上げられるお店に限って
手書きの予約台帳が映し出されてたり
アナログなレジが使われていたりと
時間が止まっているような映像が印象に残ります。
すなわち、変わりゆく飲食店のシステム化などに対応できず
ついには閉店になってしまったのかもしれませんね・・
この記事でご紹介するのは、あくまで私個人が現役の飲食店員として働いている中で感じたことであり
これが正解ではないのでご了承ください。
持論だらけですが、その分本音でお伝えいたします。
中には願望も混ざっているかもしれません(笑)
本日のお品書き
すぐに見直すべき飲食店のオペレーション
今回は3つほど上げていきます。
1.手書きの予約台帳
2.手書きの伝票
3.現金のみのお会計
これを改善するだけでも店長さんの仕事量が減り、時間を生み出す役に立つはずです
それから実際に現役の店長として感じるメリット・デメリットをしっかりお伝えしようと思います
1.手書きの予約台帳
予約台帳を手書きで行う場合、電話を取りながら紙でメモを取り予約台帳へまた手書きで入力
2度手間していませんか?
変更があった場合など、ボールペンで書いているものは書き直しが難しかったり、予約ノートがぐちゃぐちゃになんてことも・・
どれが最新の情報なのかわからなくなり、結局またお客様へ連絡をいれるなど3度手間にもなりかねません。
そこで導入をおすすめするのが
タブレットで予約管理ができるツールですね。
予約台帳システムの紹介
アプリで予約情報を入力していくだけですし、直感的に操作ができるので
一度触ってみればすぐに使い方が身につき、手書きするよりも圧倒的な時間短縮で
予約の入力ができます。
そして、グルメサイトとの連携ができるので、ネット予約が自動的に反映することで
営業時間外でも予約を増やすことができます。
それでは実際に私が使用したことのあるシステムをメリットデメリット含め
ご紹介いたします。
レストランボード
ホットペッパーグルメを契約していると0円で使える予約台帳アプリです
もし、ホットペッパーグルメをすでに契約しているのであれば、本当に0円で利用できます。
ホットペッパーグルメとレストランボードは同じリクルートのグループになりますので
連動が可能です。
某グルメサイトでは手数料1人あたり200円のところ
ホームページ連動もできるため、手数料0円で予約取り込みも可能です。
実際の予約入力画面のイメージがこちら
※これはiPhoneでの画面になりますが、
iPadが主流になると思います。そちらの方が画面は見やすいので、
より直感的な操作が可能です。
レストランボードのメリット
1つ目はこのシステムのメリットはとにかくランニングコストを抑えられる。
極端な話、ホットペッパーグルメとレストランボード、のちに紹介するAirレジを使用すれば
互換性がとても良いのでストレスなく業務が進んでいくでしょう。
家電でいうところのメーカーをそろえることでできることがスムーズになる感じですね。
2つ目は、蓄積した顧客情報をもとにダイレクトメッセージの送信や
特定のお客様へ向けたクーポンの配布なども便利な機能です。
レストランボードのデメリット
ホットペッパーグルメ以外のグルメサイトとの相性があまりよくないですので
2,3グルメサイトを使用している場合は各サイトの設定をしっかりしていないと
ダブルブッキングなどの危険性があります。
それ以外は特に大きなデメリットはありませんし、改善点を担当者さんに伝えることで
システムアップデートの際に改善される場合もあります。
予約台帳トレタ
予約台帳システムで日本で最もシェアされているものです
デジタル予約台帳の先駆者ですね。
前出したレストランボードの仕様や、そのほかの会社の予約台帳システムのほとんどが
このトレタの仕様を真似し、競合となっているといっても過言ではないですね。
それくらいのシンプルかつ使いやすいものであり、飲食店への助けになっています。
トレタのメリット
さすがは先駆者ということでの圧倒的な使いやすさ。
中でもよかった機能としては
「電話を対応しながら入力中の音声を録音してくれる」
この機能はとても便利で、
お客様に聞き忘れたことや、言ったかどうかわからないことをあとで確認ができます。
またグルメサイトとの連携もさまざまな設定ができることや
Google検索での予約にも対応していることなどがあげられます。
トレタのデメリット
・ランニングコスト面で高くついてしまう
オプション内容によっては抑えられる部分はありますが
最低でも月1万~ですので、お店のお財布事情によってお考え下さい
・詳細設定が難しい
営業担当者さんに電話で対応もできますが、
なかなかつながらなかったり、メールやリモートでということも多いので
直接話をしたい場合には少しストレスを感じる場合もあるでしょう。
コストがかかる分、メリットの方が多いのは事実ありましたね。
2.手書きの伝票
お客様からのオーダーを受け、厨房への伝達、料理提供
一連の流れがスムーズであることが仕事の効率化になります。
手書きの伝票には無駄が多くありますよね
字を書く時間と労力、紙の消費、濡れたらにじんでしまうetc..
そんな業務の無駄を解決してくれるのが
ハンディシステムです
こちら種類がかなり多く・レジとのセットでの照会になります。
具体的には別途記事を書きますが、
レジと連携することで、お会計までのながれが非常にスムーズになります。
1.オーダーはワンタップ
2.キッチンへの伝達も自動でプリントアウト
3.そのままレジでのお会計。
手書き伝票をレジに打ち込む手間まで省略してくれます
アルバイトを雇って5名以上でまわすお店でしたら必須になってくると思います。
3.現金のみのお会計
これはすぐにやめた方がいいでしょう。
キャッシュレスの時代に、現金のみなんていうお店はこのご時世長くは続かないでしょう。
せめてクレジットカードの導入をお勧めします。
今回ご紹介したいはAirペイ
こちらもリクルートライフスタイルの商品ですが、
キャッシュレスの対応度が非常に高いことと
ネット回線があればそのほかの工事は不要。
ランニングコスト面でも優秀なツールになっています。
もう一つオプションで使用したいのはPaypayですね
QRコード決済ともいいますが、様々なキャンペーンで利用者側のメリットも大きいため
導入することをお勧めします。
まとめ
ここまで紹介してきましたが、お店のツールは何かで統一することが一番効率的に店舗運営ができます。
1.手書きの予約台帳
2.手書きの伝票
3.現金のみのお会計
これらを改善するにあたり、互換性も考えながら導入していくことで
時代に対応しつつ、求められるお店になれるのではないでしょうか。
飲食店を経営する皆様のお役に立てれば幸いです
それでは